■「シフトチェンジせず工場で点検」 バックアップバッテリーの交換 - メルセデス・ベンツ Aクラス W176
アイドリングストップから再始動する時に一瞬電源が落ちてシフトがニュートラルに入ってしまい「シフトチェンジせず工場で点検」 と表示されるようになりました。
何回か同様の症状が出たあと今度は「プレセーフ機能が制限されています 取扱説明書を参照」と表示。 いずれにしても症状が出るのはアイドリングストップからの再始動時です。 ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ)をオフにすれば問題無く走行できます。
1ヶ月くらい放置してたんだけど年末までには直さなきゃと思って久しぶりにエンジンを掛けたら「バックアップバッテリー故障」と表示。 もしかしてアイドリングストップからの再始動時の故障の原因はバックアップバッテリーなんじゃない?と思って調べたら当たりみたい。
早速W176用のバックアップバッテリーを購入しました。BOSCH (ボッシュ) BLACK-AGM 輸入車用補機バッテリー BLA-12。※適合はご自身でご確認下さい。
これはエーモンのメモリーバックアップ電源。OBD2 搭載車両用です。
OBD2は運転席右下にあります。
パカっと蓋を開けます。
アダプターを挿して電源を供給してバックアップバッテリーの交換を始めます。
バックアップバッテリーは助手席足元のヒューズボックスの所にあります。赤矢印の辺りからフロアカーペットを剥がします。
写真下側がヒューズボックス。上側がバックアップバッテリーです。赤丸の爪を外します。
上側に蓋を上げて奥に押し込むと蓋が取れます。説明が難しいですが・・・。蓋が取れたらボルトを抜いてケーブルを外します。念のため養生テープで絶縁しておきました。
そしたらバッテリーを抜き取ります。赤丸が蓋の奥側のヒンジ部です。
新品のバッテリーを装着。
これで完了。メモリーバックアップ電源をOBD2から外すのを忘れずに。あとバックアップバッテリーですが本来は交換前に満充電にしておくほうがいいです。 僕は充電器を持っていないのでしませんでしたけどね。 なお「シフトチェンジせず工場で点検」の故障表示ですがバックアップバッテリーを交換したら見事に消えました。 アイドリングストップも機能しています。