■後方用ドライブレコーダーの取り付け - メルセデス・ベンツ Aクラス W176
※前方用ドライブレコーダーのページも参考にして下さい。
ユピテル DRY-SV1050c
- 外形寸法:98(幅)×45(直径)mm(突起部除く)
- 本体重量:約76g(microSDカード含む)
- 映像素子:200万画素カラーCMOS
- レンズ画角:対角130°
- 記録解像度:1080P HD(1920×1080) 720P(1280×720) VGA(640×480)
- GPS:無
- Gセンサー:有(センサー感度は、0.1段階で調整可能)
- 映像ファイル形式:MOV
- 電源電圧:DC12V(5V入力) ※アダプターで5Vに降圧。
- 消費電力:5W
後方用のドライブレコーダーの取り付けは前方用と違って電源コードの取り回しに苦労します。 カメラの位置は赤丸で良しとして、リアハッチドアへの電源コードの配線はボディ側からリアハッチグロメット(蛇腹ホース)を通して行います。
まずは電源コードの通り道を確保していきます。リアハッチグロメット(蛇腹ホース)を外します。仕組みが解れば外せるかと。
パネルを外します。結構力が要ります。赤矢印の鉄製のクリップ、手前側から順番に(純正品番:A 099 991 00 70)、(純正品番:A 000 991 94 70)、 (純正品番:A 000 991 94 70)。
ボディ側の蓋2か所を外します。
「AIRBAG」と書かれた蓋を外したところ。
ウェザーストリップを外してカバーを外します。赤丸の突起は元に戻す時にウェザーストリップでしっかり挟むのを忘れずに。
手前側の鉄製のクリップは(純正品番:A 099 991 00 70)、奥の青いクリップは(純正品番:A 001 991 37 98)。※両クリップともカバーに付け替えてからカバーを嵌めること。
左が(純正品番:A 099 991 00 70)、右が(純正品番:A 001 991 37 98)。
Aピラーの「AIRBAG」と書かれた蓋を外してからカバーを外します。これで電源コードの通り道が確保できました。
5Vコンバーター付シガープラグに電源ソケットを装着。 電源ソケットから出ているプラス線を電源取り出しヒューズに接続し、 マイナス線をアースポイントに接続します。
とりあえず5Vコンバーター付シガープラグはヒューズボックスの辺りに置いておいて電源コードを後方まで這わせていきます。
エアバッグの後ろ側を通していきます。※本当なら電源コードを下側(床側)を通して後方に持っていくのが理想かと思います。
電源コードを内張りの中に押し込んで後方に通していきます。
Cピラーまで到達。
後部座席後ろの穴(点検口)まで電源コードが来ました。
あると便利な配線ガイド。柔らかい棒などでも代用できます。
配線ガイドをリアハッチグロメット(蛇腹ホース)に通してから後端に電源コードを結び養生テープで保護。そしてゆっくり慎重に配線ガイドを引き電源コードを通していきます。
無事にリアハッチグロメット(蛇腹ホース)に電源コードを通せたら、同じようにカメラの近くの穴まで電源コードを通します。
ようやくリアドライブレコーダーの場所まで電源コードが来ました。
この穴から電源コードを出しました。
リアドライブレコーダーの位置決めは比較的簡単。なるべく電熱線を避けたほうがいいですね。
最後に電源ソケットのプラス線を電源取り出しヒューズに接続し、 マイナス線をアースポイントに接続します。 プラス線は前方用ドライブレコーダーで取り出したコードからワンタッチコネクターで分配しました。※電源取り出しヒューズのヒューズボックスの後ろ側で分配するように。
※ヒューズボックスも参考にして下さい。
配線が完了したら動作確認をして、5Vコンバーター付シガープラグや余計なコードを結束バンドで固定して完了です。
ばっちり。